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御開帳結願（けちがん）大法要が行われた
１１時から本堂の内陣で御開帳の最終行事である無事御開帳が終わり別れを告げる。５時からの「夕座」の法要で前立本尊の厨子の扉が閉じられ５６日間の御開帳が幕を閉じられた。
御開帳に訪れた参拝客は６２０万人を越えたと言う。（前回より１１０万人多い）
本日は季節外れの台風の影響で強い風と雨の中最後の参拝に訪れる人が１０時ごろから 多くなりコウモリを片手に回向柱に触れ願い事をする姿が見えた。法要に向かう小松貫主からお数珠を頂戴していた。
2月5日から「おらが 善光寺さん」に撮影に参りましたが、感動した一コマがありましたので紹介いたします。
それは５月１０日の中日庭儀大法要（浄土宗）の本堂での法要の後、一行が大本願に「さがり」の道中の事。私の後ろにいた付き添いのご婦人が、「すみません、お婆ちゃんを前のほうへ行かせてもらえませんか」と亡くなったご主人に見せたかったらしく、１枚の紙に戒名と写真を持ったお婆ちゃんが人垣の後ろに立って居ました。周りの人達は事情がわかり皆気持ちよく替わってやり一番前のロ−プのところへ出してやりました。その場所は丁度警備員が立っていて見通しが悪くそこへ、「上人さん」の一行が差し掛った時、警備員さんがしゃがんでくれ、一行の尼さん達5〜6人が行進を立ち止まり、写真と戒名に向かい合掌して一言お経を唱える光景を見ることが出来、なんと美しい夫婦仲と、周りの人の温かみを感じさせられました。この日は３５万人の人出だと報じられていました。
こんなところでも親しみの「おらが 善光寺さん」を見ることが出来ました。