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旧本陣址と高札場
旧本陣址の敷地内に高札場があり、住民や旅人に法度や掟書を公示していました。

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浅間神社
室町時代初期に建立された神社で、追分最古の木造建築。
幾度となく浅間山の噴火の脅威にさらされてきた様子は、境内に残る松尾芭蕉の句碑にも詠まれています。
明治2年(1869)5月には、浅間山の火山活動が激しくなり、その鎮静を祈願して同年9月に明治天皇の勅祭が行われたと伝われています。

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松尾芭蕉の句
ふきとばす
石も浅間の
野分かな
元禄元年(1688)、芭蕉は「更科紀行」の旅で中山道の追分・沓掛・軽井沢宿を通り、碓氷峠を越えています。

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油屋
追分宿の脇本陣だった油屋には、作家・堀辰雄、詩人・立原道造らの常宿だったことでも有名。堀は昭和8年より定宿とし「風立ちぬ」の執筆をしていました。
「立原道造」が「村はずれの歌」に
「右は越後へ行く北の道 左は木曽へ行く中山道」
と追分の
分去れを歌っています

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泉洞禅寺
1598年開山の曹洞宗の寺で、作家・堀辰雄、詩人・立原道造らが何度でも訪れ作品の中にも紹介されています。
境内に堀辰雄が愛したと言われる石仏がただずんでいました。

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軽井沢測候所
浅間神社の後ろにある気象庁軽井沢測候所は浅間山の地震や噴煙を観測し、火山活動情報を全国に発信しています。
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