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■松尾芭蕉の更科紀行
月の名所として、芭蕉・宗祇・一茶をはじめとする文人が訪れたと言う。天台宗の寺。
境内には多くの句碑・歌碑が並び、中秋の名月頃には「信州おばすて観月祭・全国俳句大会」が開かれます。
本尊阿弥陀如来を中心に百体観音が並ぶ信濃十四番札所でもあります。
姨捨伝説を祭っている寺としても有名。

■更級日記 芭蕉面影塚
「松尾芭蕉」が当地を訪れ姨捨伝説の「姥石」を見て、姥が一人寂しく月を見ながら泣いている面影を思い浮かべたという。
。
「おもかげや 姨ひとり泣く 月の友」
■姥石(うばいわ)
棄てられた老母が死んで、この石になったとの謂れであり、礫の粒々が岩の表に浮き出し、痩せ衰えた老婆のはだを想像させ、「姥石」と名付けられているらしい。
又一説には欲深い老婆が、中秋の名月の真ん丸いあまりにも大きな美しい月を見て、己の醜い心が我慢できなくなり身投げした岩ともされています。
■田毎の月
国指定の景勝地及び日本の棚田百選の1つ
この近くにJR篠ノ井線(中央東線)姨捨駅があり観光列車は、眼下に広がる雄大な善光寺平と 棚田の風景を見るために5分程、臨時停車する事もある。国鉄時代に日本三大車窓景観に選ばれた絶景
この地に、 松尾芭蕉、小林一茶、等々の文人が訪れて一句ひねるほどの絶景です。
中秋の名月には飲み物料理つきでこの駅で長時間停車して月を見て俳句を詠みホ−ムに設けられている投句箱に投稿出来る観月特別列車も企画される事もある。勿論、普段の朝夕の投稿も出来る。
なおこの駅は急勾配のため今は珍しいスイッチバックの駅で、普通列車以外は入線せず下の本線を通過していく。


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