■浅間山の溶岩流
一般には北軽井沢と呼ばれているが厳密には群馬県妻恋村鎌原地区になる。
この地帯は1783年浅間山が突然大噴火。大量の火砕流が猛スピ−トで麓をめがけ駆け下り、鎌原村を一瞬のうちに飲み込み477人の命を取り全滅させた。
噴火の様子が浅間山の地底で鬼が暴れ「岩を押し出した」との言い伝えから「鬼押出し」と呼ばれている。
■流れ出した溶岩
浅間山の噴火口から5.5km広さ6.8平方kmの溶岩海をなしている。
■避難用シェルタ−
浅間山は現在も活動を続けており{昨年から今年(02〜03年)に掛けても小噴火を何回か観測されている}、避難用シェルタ−が所々に設置されている。
■浅間山観音堂
犠牲になった村民の霊を供養するために、東京上野寛永寺別院として祭られている。
何年か前、鎌原地区の観音堂の石段が溶岩で埋っている所を発掘したところ若者が老人を背負って観音堂に非難しようと石段を駆け上がってきたが間に合わず溶岩流に巻き込まれた遺骨が発見されたと新聞で見たことを思い出した。
■活動する浅間山
登山規制も火口から500mまでに緩和されたばかりであったが1昨年から活動がやや活発になり02〜03年に掛けて小噴火を何回か観測されております。登山規制は場所によっては4km以内は禁止となっている。
■ヒカリゴケ
天然記念物
岩の洞窟内で光を反射している
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