【信州の鎌倉】

塩田城跡(県指定史跡)
上田市塩田のこの一帯は鎌倉時代中期に「北条善政」がこの地に移り信濃の一大勢力としてこの地方を統治していた。当時建立の古寺や神社が多くこの一帯を「信州の鎌倉」と呼んでいる。
この周辺は県内最大級の中世城館跡として知られ、県の指定史跡に指定されている。
何時しかこの城跡にガクアジサイが植えられ「アジサイの小路」と称され「信州の鎌倉」散策コ−スの一スポットとなっている。

上田市塩田地区から別所温泉にかけて古寺が数多く散在するので「信州の鎌倉」と称し、これらを結ぶ遊歩道が完備されていて1日がかりで回り別所温泉で疲れを癒すコ−スが人気。

長野県上田市: 03年10月31日撮影
前山寺・未完の塔(国重文) 手すりが無いので未完成の完成の塔と言われ美しさが評価されている

常楽寺 常楽寺

常楽寺・石造多宝塔(中央:国重文、両端:県宝)
安楽寺 安楽寺・八角三重塔(国宝)

中禅寺薬師堂は「方三間の阿弥陀堂(ほうさんけんのあみだどう)」という形式で建てられていて東西南北どこから見ても柱が4本立ていて、間が三つあるのが特徴です。
茅葺屋根の頂上に丸い「宝珠」を乗せ上から見ると四角な屋根に見えます。これを
「宝形造(ほうぎょうづくり)」といいます。岩手県平泉・中尊寺と同じ造りとなっている。
内部の構造も柱や仏様の配置なども「中尊寺」と似ている。
平安時代末期から鎌倉時代初期(約800年前)のものと推定、長野県は勿論中部日本最古の建築物といわれている貴重な建物。

長福寺・信州の夢殿 生島足島神社(信州屈指の古社 国重文)
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