◆「若穂駅」 長野市若穂綿内

若穂は綿内と川田・保科が合併したときに頭文字一文字ずつ「わ」「か」「ほ」をとり若穂と名づけた。
地元の要望で昭和41年に出来た駅で初めから無人駅。
開業当時は田んぼの中、開業後に工場、中学、病院等が出来現在のようになった。

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「清水寺」(せいすいじ)
清水寺は若穂保科にある、真言宗の古刹。
坂上田村麻呂が東北遠征の途中に戦勝祈願した寺で、帰路に奉納された「鍬形」は重要文化財に指定されている。
珍しく堂塔をそろえた寺で、総門・鐘楼・本堂・庫裏くりを備え、仁王門から観音堂(奥院)に至る参道の両側には経蔵・三重塔婆・
大日堂・釈迦堂・薬師堂・八将社があったが、これらの諸堂は大正5年の火災ですべて焼失した。
観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)の懸崖作りの清水の舞台と同じ造り。
牡丹の花が美しいが昔ほど株数が少ない保科のボタン寺の愛称があったが、最近は紅葉の美しい寺と言われている。

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「北野美術館」
長野県大手の北野建設の、親子2代のコレクションをもとにして開館した美術館。
所蔵品は、日本画、洋画、彫刻、工芸品など600余点。日本画は、上村松園、菱田春草(ひしだしゅんそう)、下村観山、横山大観、竹内栖鳳(せいほう)、川合玉堂、円山応挙(まるやまおうきょ)ら、洋画ではルノアール、シャガール、ピカソなど、いずれも大家の作品が並ぶ。ダイナミックに造形された枯山水の庭園も見所。
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「湯島天神信濃分社」
平成5年6月に北野建設より湯島天満宮に奉納され、平成14年8月に菅公千百年祭を記念し新たに御社殿を御造営した。
平成10年の長野冬季オリンピック開催時には、高円宮殿下、同妃殿下とサマランチIOC会長、同夫人が参拝し境内に白梅を
植樹されました

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駅周辺
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「北野美術館」同敷地内
「湯島天神信濃分社」 徒歩10分
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「清水寺」 徒歩1時間
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