◆「綿内駅」 長野市若穂綿内

駅舎は信濃川田と似ている。古い駅舎で河東鉄道時期に建造されたものらしい。88年の歴史を感じる。
据え付け古いベンチがそのまま置かれ無人化前の改札がそのまま残っている。駅舎の事務室跡の空き部屋は学習塾が活用している。
若穂(綿内のわ・川田のか・保科のほ わかほ)の中では1番にぎやかな場所にある駅。
国道沿いには古い商店街があるが、駅東側には開発が進み新しい家が目立つ。
★「綿内集落」
北国脇往還松代道の川田宿と福島宿の間の街道筋に綿内集落がある。
弘治2年(1556)で武田春信が井上氏に宛てた書簡に綿内の宛名があり、井上氏は綿内要害(春山城)を居城とし、今の上信越自動車道綿内トンネル南約600m程のところにあった。
春山城は川中島の戦いの際にも、武田・上杉の両軍争奪の重要拠点の一つとされていた。弘治2年(1556)武田方の井上左衛門尉に守られていた春山城が上杉方の高梨政頼らに攻略され落城した。
綿内村は慶長7年(1602)2,901石、通称綿内三千石といわれ高井郡内最大の村であった。
★「温湯温泉湯〜ぱれあ」
平成18年に出来た日帰り温泉設備
温湯温泉湯〜ぱれあは、プールや高齢者福祉センターを併設した天然温泉。
腰痛など予防やアクアウォーキング様々な種類の水中運動など、新しい形の健康維持増進施設。
★「サイクルトレインの常備実行を」
屋代線生き残り実験実証のサイクルトレインの期間が7月1日から31日まででは短すぎ、しかも夏の暑い最中で利用しづらい。
せめて秋の行楽時に行ってほしかった。
街中の観光地を回るには自転車が便利、松代や須坂のようにレンタルサイクルの便のある所は良いが殆どの駅には無い。
仕方が無く車に自転車を積み込み駐車場から街中に繰り出している。

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駅周辺
★「温湯温泉湯〜ぱれあ」 徒歩 15分
★「北の美術館」 徒歩 15分 「若穂駅」で掲載
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