「真田の城下町・松代」を訪ねて(3)
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◆ 旧白井家表門
この表門は松代藩中級クラスの武家屋敷の代表的な表門で松代城下の面影を伝える貴重な建物。
建築年代は1846年のものを平成12年に復元。
◆ 象山地下壕
第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦最後の拠点として大本営をここに移す計画で構築したが終戦を迎えている。延べ300万人の住民や朝鮮人を強制動員して人海戦術で多くの犠牲者を出したと言われている。
この様な壕が碁盤の目の様に張り巡らされている。この様な規模のものが3ヶ所あり気象庁の地震観測所として活用されている壕もある。延長10Kmに及ぶ大規模なもので75%の時点で終戦を迎える。
◆ 日本電信発祥の地
この鐘楼は「真田信之」が上田城より移り松代城主となった1624年に設けたもの。
ここに1000人の足軽を交代で割番役所を置いた。
この鐘は昼夜別なく一時(2時間)毎に時刻を知らせていた。
「佐久間象山」が1849年、オランダの書物をもとに電信機を製作しこの鐘楼と70m先の屋敷に電線を張り電信実験に成功した「日本電信発祥の遺跡」です。
◆ 旧横山家住宅(重要文化財)
横田家は松代藩中級藩士で郡奉行を努めた家である。
江戸時代末期の建築様相を伝えほぼ完全に保存されている貴重な建物。
横田家からは大審院長や最高裁判所長官が2代続き、鉄道大臣や「富岡日記」の著者など 多くの秀才を生んだ家。
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