焼岳の噴火で千丈沢がせき止められてできた湿地帯。原生林の中にポッカリと開けた浅い池で、夏には水生植物が咲き、小さな水溜りに、穂高を映す。この一帯は、水鳥の楽園でオシドリなど子連れが池や沢で遊ぶ姿が目に入る。
■河童橋
河童橋は上高地バスターミナルから歩いて5分、梓川に懸かる木製のつり橋です。
橋の上から上流をのぞめば、穂高連峰が眼前に迫り、雄大な景色が一望でき,
下流をふりかえれば、はるかに焼岳を望むことが出来る。
河童橋の名前の由来は、このあたりに河童が住んでいたからとも言われます。
河童橋の近くにはバスタ−ミナル、ホテルや土産物店、レストランなどが集中し、散策の拠点となっている。
平成9年8月から四代目の新しい河童橋に架け替えられた。
■小梨平
河童橋から明神池に向かう途中の小梨平にニリンソウが群生する。この辺で花を食べている野生の猿を見た。
■明神池
河童橋から静かな林間を、途中野生の猿にであったり美しい花々を見ながら楽しい1時間だ。
上高地には大正池、田代池、明神池の三つがあるが、その中で最も小さいのが明神。明神岳から押し出した岩石が梓川をせきとめてできたもの。うっそうたる森に囲まれた池は湖面に木々を映し、色合いと言い静寂そのものです。
池のほとりに穂高神社奥宮、嘉門治小屋があり、有名な山案内人だった嘉門治の記念碑もその小屋の前にある。嘉門治小屋での岩魚はまた格別です。

■開山際
日本近代登山の父、ウエストンのレリーフの前広場では、毎年6月初旬ウエストン際(開山際)が催されることで有名です。
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