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 南部(6) 戸倉地区

■戸倉地区

長野県の北部、善光寺盆地の南端に当たり、長野市と上田市を結ぶ要衝地として古来から栄えてきました。江戸時代は北国街道の宿場町として、大正時代は温泉町として発達、現在は長野市・上田市のベッドタウンとして人口も増えています。

戸倉宿キティ−パ−ク
別名“天狗公園”とよばれるのは 日本一、世界一の高さ約8mの“千曲天狗”が街を見下ろし安全と繁栄を見守っています。この一帯にはこんなお話が残っているからです。
「里に住んでいた若者が、度重なる千曲川の洪水で、里からこの山(自在山)にこもり、千曲川の治水と村の復興や人々の幸福を願って、山伏となり毎日厳しい修行を積みながら祈り村人の為に力を貸して一生を捧げました 。その後洪水も収まりもとの生活を取り戻した村人がこの山伏を感謝し千曲天狗として祀った。」という伝説です。」(「自在社」というお宮に祀られています)
この一帯は自然豊富な場所で「日本カモシカ」や「狸」等が、時々顔を見せる。絶滅危惧種に指定されている 「セツブンソウ」が雪解けと一緒に花を咲かせ、その後カタクリが一斉に咲きだす。
桜の新名所にもなり、花の時期には家族パ−テ−が見られる。


■戸倉宿

★「北国街道」上戸倉宿
幕府が宿場を制定した当時は上戸倉、下戸倉合わせて一宿だったが、分村に際して分離したと考えられている。旧本陣と旧問屋のたたずまいに江戸時代をしのぶことが出来る。

★下戸倉宿(上戸倉より2k北に位置する戸倉駅前)
造り酒屋の茅葺屋根や立ち並ぶ蔵が当時の気配を残している。酒造り380年の伝統を今に伝える資料館となっていて、18世紀後半からの酒蔵に酒造り道具が多数展示されている。(銘酒雲山)(現在写真の店と裏にある一連の酒蔵が国の登録有形文化財に指定)
左:造り酒屋  右:問屋及び本陣跡
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■「千曲川」  

街の中央を流れる千曲川は山梨県(州)、埼玉県(州)、長野県(州)の県境に聳える「甲武信(こぶし)岳(2475m)」に降った雨が長野県南佐久郡川上村の山中で湧き出し「千曲川」となり、新潟県に入ると「信濃川」と名前が変わり367Kの旅をして日本海に流れる我が国1番の長さを誇る河川。


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