「街道の宿場町」 海野宿・望月宿 探訪(4)
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◆中仙道 望月宿

◆北佐久郡望月町
望月町は、長野県の東部、北佐久郡の南西部に位置し、南方に望む蓼科山の裾野に広がるゆるやかな山麓丘陵地帯に広がっている。
町は、東に佐久市・臼田町・浅科村、西に立科町、南に茅野市、北に東御市と6市町村に隣接している。

◆望月宿
中山道は近世五街道のひとつ京都と江戸を結ぶ重要道路であった。中仙道69 次中、25 番目の宿場町・望月宿。江戸期には、本陣・脇本陣・問屋のほか2 9 軒の旅籠が軒を並べ、多くの旅人で賑わった宿場でした。脇本陣鷹野家、国指定重要文化財「真山家」など、街道沿いに残る家々は、時代とともに姿を消して行き僅かに当時の面影が残されている。

◆望月宿への案内
長野新幹線「佐久平駅」下車タクシ−15分
上信越自動車道「佐久IC」から20分
海野宿から車で30分

重要文化財の真山家
 

                                本陣跡
 

◆中仙道 笠取峠 (北佐久郡立科町)
笠取峠は、中山道芦田宿(北佐久郡立科町)と長久保宿(小県郡長門町)郡境の峠で当時は小諸藩領と幕府領との国境になっていた。
天然記念物「笠取峠の松並木」は、慶長7年(1602)徳川幕府が街道沿いに松や杉などを、芦田宿の西方1kmの地点から笠取峠にかけ約2kmにわたり植えさせたもので、現在松は、約1kmの所に110本程残しており、日陰が笠を取って快適に峠を越える事が出来たのではないかと、当時の面影が偲ばれる。
 


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